子供・子育て

子供が悩んだとき・・娘と私の成長記!

4年生の娘が親友と絶交をしたらしい。それを私に教えたのは1年生の妹だった。最近、一緒にオンラインゲームをやっていないなと思っていたので、「今日はやらないの?」とよく聞いていた。「約束してない〜!」と明るく答えるし、学校では話してるという事だったので気にもしていなかった。何よりいつもと全く変わらず、学校での出来事を話してくれたり、明るく過ごしていた。

以前の日記にも書いたが、上の子は人に自分から話しかける事が苦手だ。何かあるとすぐに泣く。でもクラスに11人しかいない女子の中で娘のような子はいなく、みんな活発で明るい子たち。我が強いというのか…そんな子たちの集まりだ。

しかし、少子化で子供は少なく、このメンバーで中学卒業まで過ごさなければいけない。子供の事に口を出したくはなかったが、友達と話せるきっかけとして、私がママ友と付き合ったり、娘が悩んだ時はアドバイスしたり、最近になりやっと少しずつ友達が増えてきていた。

学生時代に虐めを受けていた私は、一人で休み時間を過ごすことの辛さを知っていた。だから娘には、友達をたくさん作って楽しく過ごして欲しかった。何より、本人がそれを望んでいたから…下の子のように、好き嫌いがはっきりし、一人でいる事も苦にはならないタイプであるならばそれでいい。でも上の子は幼い頃の私にとても似ていて、恥ずかしがり屋で大人しく、自分から行動を起こすことができない。それがとてももどかしく感じていた。

なぜ絶交したのか聞いてみた。休み時間に長縄跳びで遊んでいた時、友達が回した縄が間違えて娘に当たった。わざとではないのは分かっていたが、「痛い!!もう友達やめる!!」・・とつい言ってしまったらしい。それから気まずくなり話せなくなった。自分が悪いのは分かっていたからママに怒られると思い、1週間も言えなかったということらしい。1週間も何事もなかったかのように楽しそうに過ごしているということは、本当は娘は友達との関係を修復したくなかったのかもしれない。そもそも妹が教えてくれなければ私は今でも知らないままだった・・だとすれば今まで私がしてきたことはただの自己満足で、気持ちを押しつけただけなのか・・

「それは違う!」と娘が言う。自分が悪いと思いながら謝る勇気がなく、相手から話しかけてくれるのをひたすら待っていたというのだ。自分が悪いのに「誰かが何とかしてくれる」と軽く考え、何も行動しなかった娘をみて、私はとても悲しくなり、とてつもなく腹が立った。


「話しかけてくれる訳ないでしょ!あんた友達なのに彼女の性格分からないの?」
「1週間もママに言わないで放置して、どうでもよかったとしか思えない」
「勇気を出すことが大事だっていつも言ってるでしょ!!」
「このまま中学校いくまで一人で過ごしなさい!」
私は強く娘を怒ってしまった。娘はただ泣いていた。


怒るのは間違っている。そんなの頭では分かっている。だがその時の私は怒りの感情がコントロール出来なくなってしまった。

娘のことが心配だと言いながら・・私は自分の過去を思い出し、自分が仲間はずれにされたような気持ちになった。自分の過去と重ねるなんて母親失格だ。娘は私ではない。娘は娘、一人の人間だ。それは分かっているのに、上の子に対してはいつも神経質になってしまう。なぜなら私に似ているから。そして私はいつも強い自己嫌悪に陥る・・


間違っていることは分かっている。それは間違いなく私が向き合うべき問題である。そしてそんな自分に一番腹が立ち、一番嫌いなのは私自信だ。それでも過去の幼い自分とリンクしてしまいどうにもならない時がある。私みたいな母親なんか居ない方がいいのではないかとすら思い、どんどん自分が駄目な人間に見えてしまう・・
そんな私に、正論しか言わない夫の言葉が追い打ちをかける。夫が言うことはいつも正しく、一般的に正論だ。でもその正論に傷つくことがある。特にこんな時には本当に辛く感じる。私は一体何なんだろう・・
私は何だか疲れてしまい、自信を喪失してしまった・・

数日経ち少しずつ気持ちの整理が出来てきたが、自分が向き合うべき問題は何も変わっていない。でも少し嬉しいことがあった。
娘が友達に「つい絶交するって言ってごめんね。本当はすぐ謝りたかったけど意地張って謝れなかった。また友達になってくれる?」と手紙を書いたらしい。すぐに仲直りし、今では以前のように仲良く遊んでいると、とてもとても嬉しそうに話してくれた。
また、昨日の仕事帰りに担任の先生と話した。1学期は授業に集中できず、勉強もついて行けず、先生が対応に困り果てていた。参観日に相談されてから、私は本人のペースに合わせながら宿題や勉強を教え、話し合いをよくしてきた。


先生が言った。「1学期までは分からないとすぐ泣いていたけど、2学期は1回も泣いてないよ。むしろ分からなくても『途中でもいいですか?』と堂々と発表出来るようになった。毎週出してる読書感想文の宿題もどんどん上達して、このままコンクールに出したいくらい文章力が上がってて・・学力テストの結果も良かったし。お母さんの頑張りのおかげだねって職員室で話してたんです。」
自分がしてきたことが間違いだけではなかったのかも・・と思ったら、自分を認めてもらえた気持ちになり、その言葉がとても嬉しくて涙が出た。

娘は間違いなく成長している。出来ていないことばかりに目を向けるのではなく、本人の頑張りをもっと認めてあげなければいけない。母親としてまだまだ未熟だが・・私も娘に負けないように成長していきたいと思う。